• "校舎災害復旧事業"(/)
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  1. 須賀川市議会 2016-09-01
    平成28年  9月 定例会−09月01日-01号


    取得元: 須賀川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-31
    平成28年  9月 定例会−09月01日-01号平成28年 9月 定例会           平成28年9月須賀川市議会定例会会議録              平成28年9月1日(木曜日) 議事日程第1号            平成28年9月1日(木曜日) 午前10時 開議 第1 会期の決定 第2 会議録署名議員の指名 第3 報告第14号 専決処分の報告について 第4 報告第15号 平成27年度須賀川市一般会計予算継続費精算報告について 第5 報告第16号 平成27年度須賀川市水道事業会計予算継続費精算報告について 第6 報告第17号 平成27年度須賀川市健全化判断比率及び資金不足比率について 第7 議案第91号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 第8 議案第92号 西袋財産管理委員の選任につき同意を求めることについて 第9 議案第93号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて 第10 議案第94号 専決処分の承認を求めることについて 第11 議案第95号 須賀川市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例 第12 議案第96号 市道路線の認定について 第13 議案第97号 財産の取得について 第14 議案第98号 須賀川市農業水利施設等保全再生事業基金条例
    第15 議案第99号 須賀川市藤沼湖周辺施設条例の一部を改正する条例 第16 議案第100号 須賀川市市民の森条例の一部を改正する条例 第17 議案第101号 須賀川市立稲田小学校校舎改築工事のうち建築主体工事請負契約の変更について 第18 議案第102号 平成28年度須賀川市一般会計補正予算(第3号) 第19 議案第103号 平成28年度須賀川市市営墓地事業特別会計補正予算(第1号) 第20 議案第104号 平成28年度須賀川市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 第21 議案第105号 平成28年度須賀川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 第22 議案第106号 平成28年度須賀川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 第23 議案第107号 平成28年度須賀川市介護保険特別会計補正予算(第1号) 第24 議案第108号 平成28年度須賀川市水道事業会計補正予算(第1号) 第25 議案第109号 平成27年度須賀川市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について 第26 議案第110号 平成27年度須賀川市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定について 第27 決算特別委員会の設置について ─────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 日程第1 会期の決定 日程第2 会議録署名議員の指名 日程第3 報告第14号 専決処分の報告について 日程第4 報告第15号 平成27年度須賀川市一般会計予算継続費精算報告について 日程第5 報告第16号 平成27年度須賀川市水道事業会計予算継続費精算報告について 日程第6 報告第17号 平成27年度須賀川市健全化判断比率及び資金不足比率について 日程第7 議案第91号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 日程第8 議案第92号 西袋財産管理委員の選任につき同意を求めることについて 日程第9 議案第93号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて 日程第10 議案第94号 専決処分の承認を求めることについて 日程第11 議案第95号 須賀川市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例 日程第12 議案第96号 市道路線の認定について 日程第13 議案第97号 財産の取得について 日程第14 議案第98号 須賀川市農業水利施設等保全再生事業基金条例 日程第15 議案第99号 須賀川市藤沼湖周辺施設条例の一部を改正する条例 日程第16 議案第100号 須賀川市市民の森条例の一部を改正する条例 日程第17 議案第101号 須賀川市立稲田小学校校舎改築工事のうち建築主体工事請負契約の変更について 日程第18 議案第102号 平成28年度須賀川市一般会計補正予算(第3号) 日程第19 議案第103号 平成28年度須賀川市市営墓地事業特別会計補正予算(第1号) 日程第20 議案第104号 平成28年度須賀川市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第21 議案第105号 平成28年度須賀川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 日程第22 議案第106号 平成28年度須賀川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第23 議案第107号 平成28年度須賀川市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第24 議案第108号 平成28年度須賀川市水道事業会計補正予算(第1号) 日程第25 議案第109号 平成27年度須賀川市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第26 議案第110号 平成27年度須賀川市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定について 日程第27 決算特別委員会の設置について ─────────────────────────────────────── 出席議員(24名)       1番  渡辺康平       2番  水野 透       3番  大河内和彦      4番  溝井光夫       5番  横田洋子       6番  佐藤栄久男       7番  安藤 聡       8番  本田勝善       9番  大寺正晃      10番  大倉雅志      11番  関根保良      12番  相楽健雄      13番  五十嵐 伸     14番  広瀬吉彦      15番  生田目 進     16番  佐藤暸二      17番  加藤和記      18番  丸本由美子      19番  市村喜雄      20番  大越 彰      21番  鈴木正勝      22番  大内康司      23番  高橋秀勝      24番  渡辺忠次 ─────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ─────────────────────────────────────── 説明のため出席した者    市長       橋本克也     副市長      石井正廣    企画財政部長   斎藤直昭     行政管理部長   塚目充也    生活環境部長   飛木孝久     文化スポーツ部長 安藤基寛    健康福祉部長   尾島良浩     産業部長     村上清喜    建設部長     有我新一     上下水道部長   古川 広    会計管理者    柳沼政秀     行政管理課長   高橋勇治    教育長      柳沼直三     教育部長     水野良一 ─────────────────────────────────────── 事務局職員出席者    事務局長     宗形 充     局長補佐議事係長                               松谷光晃    主任主査兼庶務係長         調査係長     大槻 巧             佐久間美貴子    主査       藤田輝美 ───────────────────────────────────────           午前10時00分 開議 ○議長(広瀬吉彦) おはようございます。  ただいまより平成28年9月須賀川市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  出席議員は定足数に達しております。  本日の議事は、議事日程第1号をもって進めます。  この際、諸般の報告をいたします。  監査委員から、例月出納検査の結果報告書が提出されております。印刷の上、お手元に配付いたしておりますので、御了承願います。  これより議事に入ります。 ─────────────────────────────────────── △日程第1 会期の決定 ○議長(広瀬吉彦) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  本件に関し、議会運営委員長の報告を求めます。  議会運営委員長佐藤暸二議員。      (議会運営委員長 佐藤暸二 登壇) ◆議会運営委員長佐藤暸二) おはようございます。  当議会運営委員会は、去る8月29日に会議を開き、今期定例会会期運営について協議したところ、次のように決定しましたので、御報告をいたします。  初めに、会期は、本日から9月29日までの29日間と決定いたします。  次に、会期運営についてであります。  この後、直ちに会期の決定を行い、会議録署名議員の指名を行った後、市長提出案件24件を一括上程し、提案理由の説明を受け、このうち議案第91号から議案第93号までの議案3件については人事案件であるため委員会付託を省略し、本日先議することといたします。  なお、議案第94号については、専決処分案件であるため、本会議2日目に先議することといたします。  次に、本日の先議終了後、決算特別委員会の設置についてを議題といたします。  9月2日は、議案等調査日といたします。  9月5日は、議会運営委員会を開き、議案等に関する委員会付託先及び一般質問登壇順を決定いたします。  9月6日及び7日は、議案等調査日といたします。
     9月8日は、定刻より本会議を開き、本日先議いたします議案を除く、報告第14号から報告第17号までの報告4件及び議案第94号から議案第110号までの議案17件に対する総括質疑をそれぞれ行います。質疑終結の後、議案第94号については、先議するため討論、採決を行います。  続いて、議案第95号から議案第110号までの議案16件と請願について、それぞれ所管の委員会へ付託いたします。  9月9日は、総務、建設水道生活産業教育福祉の4つの常任委員会委員会議案調査を行います。  9月12日は、総務、建設水道生活産業教育福祉の4つの常任委員会委員会議案調査予備日といたします。  9月13日、14日及び15日は、定刻より本会議を開き、一般質問を行います。  9月16日は、総務、建設水道の2つの常任委員会を開き、付託議案等の審査を行います。  9月20日は、生活産業教育福祉の2つの常任委員会を開き、付託議案等の審査を行います。  9月21日は、予算常任委員会を開き、付託議案の審査を行います。  9月23日、26日及び27日は、本日設置予定の決算特別委員会を開き、付託される決算報告等の審査を行います。  9月28日は、事務整理日といたします。  9月29日は、最終日とし、定刻より本会議を開き、各委員長から付託議案等に係る審査の経過と結果についての報告を受け、質疑、討論、採決を行います。  さらに、議員提出議案意見書案及び決議案が提出された場合には、提案理由の説明を受け、質疑を行った後、委員会提出の議案については、委員会付託を省略し、討論、採決を行います。  次に、追加議案の取扱いについて申し上げます。  本日提出された場合は、日程に追加し、提案理由の説明を受けます。  9月8日及び15日に提出された場合は、日程に追加し、提案理由の説明を受け、質疑を行った後、所管の委員会に付託いたします。  9月29日の最終日に提出された場合は、日程に追加し、提案理由の説明を受け、質疑を行った後、所管の委員会に付託いたします。ここで、本会議を休憩し、所管の委員会を開催をいたします。  委員会の審査が終わり次第、本会議を再開し、委員長の報告を受け、質疑、討論、採決を行います。  最後に、総括質疑の通告及び議員提出議案等の提出について申し上げます。  本日先議いたします議案を除く、報告第14号から報告第17号まで及び議案第94号から議案第110号までに対する総括質疑は、9月6日正午までに通告書により通告されますようお願いをいたします。  また、議員提出議案意見書案及び決議案等の提出は、所定の要件を備え、9月27日午後5時までに提出されるようお願いいたします。  以上が、議会運営委員会において決定いたしました今期定例会会期運営予定であります。委員会の決定に対し、御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(広瀬吉彦) お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から9月29日までの29日間とし、休会日につきましても委員長報告のとおりとしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(広瀬吉彦) 御異議なしと認めます。  よって、会期及び休会日は委員長報告のとおりとすることに決しました。 ─────────────────────────────────────── △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(広瀬吉彦) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、議長において、17番 加藤和記議員、18番 丸本由美子議員、19番 市村喜雄議員を指名いたします。 ─────────────────────────────────────── △日程第3 報告第14号 専決処分の報告について △日程第4 報告第15号 平成27年度須賀川市一般会計予算継続費精算報告について △日程第5 報告第16号 平成27年度須賀川市水道事業会計予算継続費精算報告について △日程第6 報告第17号 平成27年度須賀川市健全化判断比率及び資金不足比率について △日程第7 議案第91号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて △日程第8 議案第92号 西袋財産管理委員の選任につき同意を求めることについて △日程第9 議案第93号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて △日程第10 議案第94号 専決処分の承認を求めることについて △日程第11 議案第95号 須賀川市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例 △日程第12 議案第96号 市道路線の認定について △日程第13 議案第97号 財産の取得について △日程第14 議案第98号 須賀川市農業水利施設等保全再生事業基金条例 △日程第15 議案第99号 須賀川市藤沼湖周辺施設条例の一部を改正する条例 △日程第16 議案第100号 須賀川市市民の森条例の一部を改正する条例 △日程第17 議案第101号 須賀川市立稲田小学校校舎改築工事のうち建築主体工事請負契約の変更について △日程第18 議案第102号 平成28年度須賀川市一般会計補正予算(第3号) △日程第19 議案第103号 平成28年度須賀川市市営墓地事業特別会計補正予算(第1号) △日程第20 議案第104号 平成28年度須賀川市下水道事業特別会計補正予算(第1号) △日程第21 議案第105号 平成28年度須賀川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) △日程第22 議案第106号 平成28年度須賀川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) △日程第23 議案第107号 平成28年度須賀川市介護保険特別会計補正予算(第1号) △日程第24 議案第108号 平成28年度須賀川市水道事業会計補正予算(第1号) △日程第25 議案第109号 平成27年度須賀川市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について △日程第26 議案第110号 平成27年度須賀川市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定について ○議長(広瀬吉彦) 日程第3、報告第14号から日程第6、報告第17号までの報告4件及び日程第7、議案第91号から日程第26、議案第110号までの議案20件を一括して議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。      (市長 橋本克也 登壇) ◎市長(橋本克也) 皆様、おはようございます。  本日ここに、9月市議会定例会が招集となりましたところ、議員の皆様方には、公私ともに御多用のところ御参集をいただき、本日から29日間の予定をもちまして御精励いただきますこと、誠にありがとうございます。  まず初めに、一昨日の台風10号の接近に伴う初動対応についてであります。29日から風雨が強まり、本県に接近、上陸するおそれが出たことから、防災行政無線や市広報車で市民に対する注意喚起の放送を繰り返し行うとともに、29日夜の大雨洪水警報発令後に、自主避難者のための避難所を開設いたしました。  また、30日は、小中学校及び市立幼稚園市立こども園全てを臨時休校、休園とし、子供たちの安全確保に努めたところであります。  幸いに、台風による大きな被害はありませんでしたが、今後も引き続き災害への対応には万全を期してまいります。  次に、私事で大変恐縮に存じますが、去る7月17日告示、24日投票の須賀川市長選挙におきまして、無投票当選の栄誉に浴し、8月11日から3期目の市政を担うこととなりました。  ここに、改めてその職責の重さを深く受けとめるとともに、身の引き締まる思いを強くしたところであります。  振り返りますと、平成20年8月に市長に就任し、「市民との協働による活力あるまちづくり」に取り組んでいた1期目の途中に、東日本大震災東京電力福島第一原子力発電所事故が発生いたしました。これ以降、未曽有の大災害からの復旧、復興に全力を注ぎ、被災された市民の皆様の生活再建を最優先に様々な事業に取り組んでまいりました。そうした中、市民の皆様には、「協働のまちづくり」の基本となる自助、共助、公助の精神を御理解いただき、市政のあらゆる場面でその実践を伴う御協力を賜りました。皆様との協働によって復興が目に見えて実感できる状況まで進捗しておりますこと、改めて感謝申し上げます。  この3期目は、「市民生活の更なる安定と須賀川市の限りない発展」に向け、復興事業を仕上げ、新たな段階に踏み出すための礎を築く4年間と考えております。このため、私は「選ばれるまち須賀川市」の実現を大きなテーマに掲げ、市民の皆様とともに知恵を絞り、創意工夫を重ねながら、住む人、働く人、育てる人、訪れる人、そして企業に「選ばれるまち」となるための施策を積極的に展開し、住みたいまちとして、市民満足度の一層の向上に努めてまいります。  新たな4年間、皆様から寄せられました信頼と期待に応えるため、初心を忘れることなく、未来を担う子供たちが「ふるさと須賀川」で生まれ育ったことに誇りと愛着を感じてもらえるよう、全身全霊で取り組む決意であります。  さて、今期定例会におきましては、ただいま一括議題となりました平成28年度一般会計補正予算をはじめ、議案20件、報告4件につきまして御審議いただくこととなりますが、提出議案などの説明に先立ちまして、6月市議会定例会後における市政当面の主な事項について申し上げます。  初めに、新庁舎建設についてであります。  現在、建物本体の外部工事として屋根や外壁、サッシ取りつけ、内部工事として間仕切り壁や仕上げ、設備配管工事、また、塔の部分は屋根面より上部の躯体工事を行っております。  来年3月24日の竣工に向け順調に工事が進捗しているところであり、引き続き、工期内での完成を目指し、全力で取り組んでまいります。  なお、竣工後は、3月30日に落成式を行い、移転作業を経て、5月8日から全ての業務が開始できるよう準備を進めてまいります。  次に、新庁舎内の食堂及び売店についてであります。  近年、福祉施策の一環として、障がい者団体に庁舎内の食堂及び売店の運営を委託する事例が見られ、一定の成果を上げております。こうしたことから、新庁舎においても障がい者団体による運営形態を検討してまいりました。  平成25年に実施した検討会において、障がい福祉事業を実施する社会福祉法人福音会が出店の意思を示したため、今後、同法人と新庁舎内の食堂及び売店の運営に関する基本協定を締結し、障がい者の社会参加促進に努めてまいります。  次に、市民交流センターの整備についてであります。  建設工事につきましては、先月初旬にくい打ち工事が完了し、その後、基礎躯体工事に着手いたしました。現在は、土工事を進めており、平成29年度末の竣工を目指して取り組んでまいります。  管理運営につきましては、市民協働による施設運営を目指して、有識者や関係団体の代表者、公募市民などによる協議会を設置し、7月14日には第1回目の会議を開催いたしました。今後は、昨年5月に策定した基本方針に沿って具体的な検討を進めてまいります。  また、7月15日から愛称の募集を開始したところ、市内はもとより全国各地から8月30日現在で1,033件の応募があり、この企画を通じて市内外へ広く情報発信ができたものと考えております。今後、設計者やデザイン担当者などによる一次選考を行い、管理運営協議会の意見を踏まえながら、年内に愛称を決定する予定であります。  次に、住宅地等の除染と除染土壌等の輸送についてであります。  住宅地等の除染につきましては、8月末現在、市内116行政区のうち56行政区において事業が完了しております。残る西袋地区の一部、須賀川地区浜田地区、小塩江地区、大東地区、合わせて60行政区におきましても、年度内の完了を目指して実施しているところであります。  また、国が行う除染土壌等中間貯蔵施設への輸送につきましては、6月27日に県内の学校等に保管されている除染土壌等を大熊町から提供のあった町有地へ追加輸送することが決定されました。これに伴い、本市では、条件に適合した学校法人栄光学園認定こども園オリーブの木保管の120立方メートルを7月に搬出したところであります。  今後は、本年3月に国から示された約2,500立方メートルと追加輸送の約2,700立方メートル、合わせて約5,200立方メートルを重点除染地区内の子供が利用する11施設から優先して搬出する計画であります。  具体的には、長沼東小学校白江小学校及び白方小学校と近隣の2つのこども園仁井田小学校及び柏城小学校と近隣の4つのこども施設を対象としており、現在、国及び搬出施設と実施時期や方法等を協議しております。  今後も、市民の皆様の放射能に対する不安を一日でも早く払拭するため、除染事業の推進に努めてまいります。  次に、企業誘致についてであります。  テクニカルリサーチガーデン等への工場等の誘致については、ことし3月に制定した県内最大の企業立地奨励制度を積極的にPRしながら鋭意取り組んでいるところであります。  これに加え、昨年6月の地域再生法改正を受け、本社機能の移転を促進するための税制上の支援措置が創設されたことから、市内の産業基盤強化、地元雇用の創出、拡大及び地域経済の活性化に寄与することを目的に、本社機能移転に係る本市独自の新たな支援制度を創設することといたしました。  具体的には、地域再生計画福島地方活力向上地域特定業務施設整備促進プロジェクトの指定を受けた事業者を対象に、本社事業所等を立地するための土地取得、事業所賃借に係る費用、市内外居住者の新規雇用や転勤者への雇用に対する支援及び新旧本社間の移動に伴う高速道路利用料について支援するものであります。  また、地方税に係る支援措置として、固定資産税の税率を3年度分に限り不均一課税を行う条例を本議会に提案したところであり、これらをもって、本市への本社機能移転の促進を図ってまいります。  次に、須賀川市歴史文化基本構想の策定についてであります。  国においては、地域に存在する文化財を、指定、無指定にかかわらず的確に把握し、継承者不足文化的価値が見出されないまま失われつつあるなどの環境変化への対応も含め、地域資源として総合的に保存、活用するための構想を策定することが重要であるとしております。  本市では、今後、南部地区や駅西地区において歴史や文化と連動したまちづくりを進めていくに当たって、改めて「ふるさと須賀川」のルーツに対する認識を新たにし、市民生活と文化財、これを取り巻く周辺環境を歴史文化として一体的に捉え、その保存、活用に取り組む必要があると考えております。  また、あわせて、市民が誇りや愛着を持って地域における文化財の保存、活用に取り組めるよう平成30年度を目途に「須賀川市歴史文化基本構想」を策定することとし、本市が有する歴史文化の特色を生かしたまちづくりに取り組んでまいります。  次に、災害時の医療救護活動等に関する協定の締結についてであります。  本市では、大規模な災害が発生した場合に、迅速かつ適切な医療救護活動を行うための協定を須賀川医師会との間で既に締結しているところであります。これに加え、8月26日に須賀川歯科医師会及び須賀川薬剤師会と、それぞれに同様の協定を締結いたしました。  今回の協定は、大規模災害の発生時に、歯科医師と薬剤師についても派遣いただくためのものであります。この協定により、医師会、歯科医師会、薬剤師会の三師会が一層連携を密にして、総合的に傷病者の応急処置、口腔ケア、服薬指導などに当たることが可能となり、本市の地域防災計画に基づく医療救護活動がより迅速化し、実効性のあるものになると考えております。  次に、議案第91号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。  本市教育委員会委員のうち、小松英子さんが、本年9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き委員として任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
     小松英子さんは、市内朝日田167番地3にお住まいで、昭和39年6月9日のお生まれであります。主な経歴を申し上げますと、昭和60年3月に桜の聖母短期大学家政科を卒業後、株式会社福島放送などに勤務され、現在は、県立須賀川高等学校PTA会長につかれております。なお、本市教育委員会委員は、現在1期目であります。  小松さんは、人格高潔で卓越した識見を有し、本市教育委員会委員として適任と存じ、提案するものであります。  次に、議案第92号 西袋財産管理委員の選任につき同意を求めることについてであります。  西袋財産管理委員7名が、本年9月30日をもって任期満了となりますので、その後任を選任するに当たり、西袋財産区管理会条例第3条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  今回選任いたしますのは、西袋区長会長から推薦のありました安藤米吉さん、佐藤善春さん、根本清さん、浜野泰士さん、山寺好春さん、和田敏五さん及び渡辺伸一さんの7名で、いずれの方も地域の信望が厚く、西袋財産管理委員として適任と存じ、提案するものであります。  次に、議案第93号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについてであります。  本市の人権擁護委員のうち、後藤幸子さん及び横山民江さんが、本年12月31日をもって任期満了となりますので、引き続き候補者として法務大臣に推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。  後藤幸子さんは、市内向陽町437番地にお住まいで、昭和20年8月17日のお生まれであります。主な経歴を申し上げますと、昭和40年3月に福島県立歯科衛生士養成所を卒業後、歯科衛生士として勤務され、退職後は、本市健康づくり推進員を25年、うち14年は会長を務められました。現在は、本市高齢者虐待対策連絡会委員を務められているほか、向陽町おてだま会代表や伝承遊びザックの会会長として、高齢者や子育て支援などの地域活動においても活躍されております。なお、人権擁護委員は現在4期目であります。  横山民江さんは、市内守屋字町24番地にお住まいで、昭和27年1月16日のお生まれであります。主な経歴を申し上げますと、昭和47年3月に郡山女子大学短期大学部保育科を卒業後、社会福祉法人安積愛育園の勤務を経て、昭和49年4月に市教育委員会教諭として奉職され、平成19年4月から退職するまでの5年間は、稲田幼稚園及び和田幼稚園の園長を歴任されました。現在は、福島県幼稚園等新規採用教員研修指導員や民生児童委員も務めております。なお、人権擁護委員は現在1期目であります。  後藤さん、横山さんともに、人格高潔にして社会的信望も厚く、人権擁護に理解が深いため、人権擁護委員として適任と存じ、候補者として提案するものであります。  以上、市政当面の主な事項及び人事案件について御説明申し上げました。  議案第94号以降の提案理由につきましては、副市長、会計管理者及び上下水道部長から御説明申し上げますので、慎重に御審議の上、速やかに議決を賜りますようお願い申し上げ、説明を終わります。  ありがとうございました。      (副市長 石井正廣 登壇) ◎副市長(石井正廣) おはようございます。  ただいま議題となっております議案及び報告のうち報告第14号から報告第17号までの報告4件、議案第94号から議案第101号までの単行議案8件及び議案第102号から議案第108号までの予算議案7件につきまして、順次提案理由を御説明申し上げます。  初めに、報告第14号 専決処分の報告についてでありますが、専決処分をいたしました案件は、損害賠償の額の決定及び和解についてであります。  本件は、相手方が所有する自家用車を配偶者が運転中、市道から店舗敷地内へ乗り入れる際、歩道路面と車両が接触しバンパー下部を破損したものであり、損害賠償につき協議が調ったため、専決処分を行ったものでありますが、詳細につきましてはお手元に配付をしております専決処分書に記載のとおりであります。  なお、損害賠償額につきましては、市が加入する道路賠償責任保険から全額補填をされております。  次に、報告第15号 平成27年度須賀川市一般会計予算継続費精算報告についてであります。  本件は、平成25年度及び26年度須賀川市一般会計予算において継続費を設定した認定大東こども園整備事業、災害公営住宅整備事業、第二小校舎改築事業、及び第一小校舎災害復旧事業の4事業について、平成27年度をもって継続事業が完了いたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により実績額を報告するものであります。  次に、報告第16号 平成27年度須賀川市水道事業会計予算継続費精算報告についてであります。  本件は、平成25年度須賀川市水道事業会計予算において継続費を設定した城山配水池改築事業について、平成27年度をもって継続事業が完了いたしましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により実績額等を報告するものであります。  次に、報告第17号 平成27年度須賀川市健全化判断比率及び資金不足比率についてでありますが、本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、4つの財政健全化判断比率及び公営企業における資金不足比率について、平成27年度決算の結果に基づき報告するものであります。  まず、健全化判断比率についてであります。  1つには、実質赤字比率でありますが、普通会計を対象に、歳出に対する歳入の不足額を標準財政規模の額で割ったものであります。  2つには、連結実質赤字比率でありますが、市の全会計を対象に、歳出に対する歳入の不足額を標準財政規模の額で割ったものであり、市全体として見た支出における資金不足を把握するものであります。これら実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、平成27年度決算が黒字決算となったため表示はされません。  3つには、実質公債費比率でありますが、普通会計の元利償還金に公営企業の元利償還のため、普通会計からの繰出金等を加えた実質的な公債費の一般財源額が標準財政規模に占める割合を3年間の平均値として示したもので、公債費の財政への負担の度合いをあらわすものであります。本比率に係る早期健全化基準は25%でありますが、本市における平成27年度決算数値は7.8%で、前年度と比較いたしますと0.8ポイント改善をされております。  4つには、将来負担比率でありますが、普通会計が将来的に負担することとなっている実質的な負債に当たる将来負担額について、一部事務組合や土地開発公社の負債も含め、決算年度末時点における将来負担の程度を把握するものであります。本比率に係る早期健全化基準は350%でありますが、本市における平成27年度決算数値は29.0%で、前年度と比較すると減債基金への積立てで充当可能基金額が増額となったことなどにより2.3ポイント改善をされております。  最後に、資金不足比率でありますが、公営企業ごとの資金不足額の事業規模に対する割合を示すもので、一般会計等の実質赤字に相当するものでありますが、平成27年度決算において資金不足額がありませんので表示はされません。  次に、議案第94号 専決処分の承認を求めることについてであります。  専決処分をいたしました案件は、お手元に配付しておりますとおり専決第5号 須賀川市ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  本件は、その性質上緊急を要し、議会を招集の上御審議をいただく時間的余裕がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により本議会に報告し、承認を求めるものであります。  改正点は、児童扶養手当法施行令の一部改正に伴い引用条項を改めたものであります。  次に、議案第95号 須賀川市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例についてであります。  本案は、地域再生法の規定により、福島県が内閣総理大臣の認定を受けた地域再生計画に定められた区域内において、計画の認定の日から平成30年3月31日までの間に県から特定業務施設整備計画の認定を受けた事業者に対してその施設の用に供する土地、建物、償却資産に対して課される固定資産税の税率を3年度分に限り不均一課税を適用し、公布の日から施行するものであります。  次に、議案第96号 市道路線の認定についてであります。  今回認定する路線は、開発行為により整備された森宿字狐石地内の1路線、東日本大震災により被災した岩渕字植松地内の開発行為による私道1路線、市単独の補助事業である私道復旧事業において復旧された路線で土地所有者から寄附を受けた4路線及び長沼字北町地内の藤沼湖下流域被災住宅移転事業による道路1路線で、合計7路線であります。  これらにより、市道の総延長は2,930路線で約1,496kmとなるものであります。  次に、議案第97号 財産の取得についてであります。  本案は、藤沼湖下流域の復旧のため整備する公園用地の取得について地権者と土地売買契約を締結するに当たり、地方自治法などの規定により議会の議決を求めるものであります。  詳細については、議案に記載のとおりでありますが、今回は、本年3月議会以降に協議が調った用地分であり、残りの用地については、今後、協議が調い次第議案を提出する考えであります。  次に、議案第98号 須賀川市農業水利施設等保全再生事業基金条例の制定についてであります。  本案は、東京電力原発事故によりため池等の農業水利施設が放射性物質に汚染され、営農や施設管理等に支障が生じていることから、福島再生加速化交付金の活用により営農の再開と農業振興を図るため基金を設置し、円滑な事業の推進を図るものであり、公布の日から施行するものであります。  次に、議案第99号 須賀川市藤沼湖周辺施設条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、藤沼湖周辺施設の管理及び運営を指定管理者が行うことができるよう所要の改正を行うものであり、平成29年4月1日から施行するものであります。  次に、議案第100号 須賀川市市民の森条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、福島定住等緊急支援交付金を活用し、市民の森に整備を進めてきたクロスカントリーコース及びシャワー設備の利用開始に当たって必要事項について定めるものであり、公布の日から施行するものであります。  次に、議案第101号 須賀川市立稲田小学校校舎改築工事のうち建築主体工事請負契約の変更についてであります。  本案は、工事請負業者から工事請負契約締結後における単価適用日変更の運用基準に基づき変更協議の請求があり、協議が調ったことに伴い契約金額が変更となるため、地方自治法などの規定により議会の議決を求めるものであります。  引き続きまして、補正予算について御説明を申し上げます。  初めに、議案第102号 平成28年度須賀川市一般会計補正予算(第3号)についてでありますが、予算書の1ページを御覧願います。  今回の補正額は、歳入歳出それぞれ2億5,282万6,000円の追加でありまして、これにより一般会計の予算総額は374億2,116万2,000円となり、当初予算に比し0.5%の増となります。  初めに、歳出の主なものについて御説明いたしますので、恐れ入りますが、5ページの事項別明細書総括の歳出をお開き願います。5ページであります。  2款総務費4,150万2,000円の補正でありますが、13ページから15ページ上段までを御覧願います。13ページです。  1つには、あおば町ほかへの防犯灯設置に要する経費280万円、2つには、寄附者増に伴うふるさと納税返礼品などに要する経費491万5,000円、3つには、マイナンバー制度導入に伴う電算システムの総合運用テスト等に要する経費でありますが、今回、市県民税賦課事業をはじめ、各款において同様に補正するものであり、その経費の総額は6件、433万5,000円であります。なお、それぞれの款における説明は省略をさせていただきます。4つには、法人市民税の確定申告及び固定資産税の修正申告に伴う過年度過誤納還付及び還付加算に要する経費2,965万円、5つには、個人番号カード交付に要する経費195万5,000円などをそれぞれ補正するものであります。  次に、3款民生費6,291万9,000円の補正でありますが、15ページ下段から19ページ上段までを御覧願います。15ページです。  1つには、障がい者福祉サービス給付事業に係る過年度県負担金返還金128万3,000円、2つには、医療と介護の連携による地域包括ケアシステム構築推進に要する経費81万8,000円、3つには、介護事業者の介護ロボット導入に対する補助金451万8,000円、4つには、臨時福祉給付金給付事業に係る過年度国庫補助金返還金910万8,000円、5つには、和田地内の認定こども園施設整備に係る国庫補助金から県補助金への変更及び県内示に伴う補助金4,597万6,000円などをそれぞれ補正するものであります。  次に、4款衛生費523万6,000円の補正でありますが、19ページ下段を御覧願います。19ページです。  これは、健康診査保健指導等を拡充するための健康長寿データベースシステム改修に要する経費429万9,000円などを補正するものであります。  次に、6款農林水産業費693万8,000円の減額でありますが、21ページから25ページ上段までを御覧願います。  1つには、農村地域が持つ多面的機能の維持、発揮のための地域共同活動を実施する組織及び面積の増加に伴う経費1,954万5,000円、2つには、経営体育成支援として米計量設備等の導入に対する補助金70万5,000円、3つには、水田活用型園芸産地緊急育成支援として果樹生産資材の購入に対する補助金250万6,000円、4つには、農業担い手経営革新支援として農業用ハウス内設備の導入に対する補助金852万円、5つには、農作物等の放射性物質測定検査事業3,980万3,000円は、県の絆づくり応援事業での実施に伴い減額となります。  6つには、ふくしま桃の郷づくりプロジェクトに係る果樹産地協議会に対する補助金10万6,000円、7つには、農業集落排水事業特別会計繰出金575万6,000円でありますが、その内容につきましては特別会計で御説明いたします。8つには、農業水利施設等保全再生調査事業から農業水利施設等保全再生事業基金積立金までの4事業につきましては、国庫補助事業を実施するに当たっての基金事業への組替えのほか、県モデル事業での実施に伴う事業費の減及び農業水利施設等保全再生基金事業等の補正であり、4事業合わせまして7,310万7,000円の減額となります。9つには、藤沼湖下流域の防災公園等整備に要する経費2,373万4,000円、最後に、ふくしま森林再生事業に係る実施計画作成に要する経費4,510万円をそれぞれ補正するものであります。  次に、8款土木費1億2,198万2,000円の補正でありますが、25ページ中段から27ページ上段までを御覧願います。25ページ中段です。  1つには、須賀川第二小学校に隣接する市道1222号線の路上桝撤去に要する下水道管移設工事補償金156万5,000円、2つには、志茂地内の県営急傾斜地崩壊対策市負担金130万円、3つには、八幡町地区第一種市街地再開発事業に係る電線共同溝の工事及びその連携設備工事補償金1億1,450万円、4つには、県道須賀川駅並木町線南町工区に対する県施行街路事業市負担金75万円をそれぞれ補正するものであります。5つには、下水道事業特別会計繰出金386万7,000円でありますが、その内容につきましては特別会計で御説明申し上げます。  次に、10款教育費2,299万5,000円の補正でありますが、27ページ下段から29ページまでを御覧願います。27ページ下段です。  1つには、長沼東小学校の外壁補修及び白方小学校多目的ホール照明器具のLED化に要する経費787万円、2つには、中学校教材備品購入に要する経費300万2,000円、3つには、歴史文化基本構想策定に要する経費871万5,000円、4つには、来る10月8日から11月13日にかけて開催する秩父宮スポーツ博物館巡回展に要する経費340万8,000円をそれぞれ補正するものであります。  最後に、11款災害復旧費513万円の補正でありますが、31ページを御覧願います。  これは、去る8月2日の豪雨により被災した雨田地内農業用水路の災害復旧に要する経費の補正であります。  続きまして、財源となります歳入について、その主なものを御説明いたしますので、恐れ入りますが、4ページの事項別明細書総括の歳入をお開き願います。  初めに、10款地方交付税5,929万3,000円の減額でありますが、その内容は7ページ上段に記載のとおり、震災復興特別交付税の減額であります。  次に、14款国庫支出金1億401万8,000円の減額でありますが、その内容は7ページ中段に記載のとおり、マイナンバー関連総合運用テスト等に伴う社会保障・税番号制度システム整備費国庫補助金のほか農業水利施設等保全再生事業に係る財源組替えに伴う農業水利施設等保全再生基金事業費国庫交付金の増及び福島再生加速化国庫交付金の減額、認定こども園整備に係る国庫補助金から県補助金への財源組替えに伴う保育所等整備事業費国庫補助金及び認定こども園施設整備事業費国庫補助金の減額などであります。  次に、15款県支出金1億6,195万4,000円の補正でありますが、その内容は7ページ下段から9ページ上段までに記載のとおり、県補助金等内示に伴う安心こども基金特別対策事業費県補助金、多面的機能支払県交付金、ふくしま森林再生事業費県補助金などであります。  次に、16款財産収入5万3,000円の補正でありますが、その内容は9ページ中段に記載のとおり、農業水利施設等保全再生事業基金利子であります。  次に、18款繰入金1億7,756万4,000円の補正でありますが、その内容は9ページ下段に記載のとおり、東日本大震災復興交付金基金及び農業水利施設等保全再生事業基金からの繰入金であります。  次に、19款繰越金7,630万円の補正でありますが、これは、平成27年度からの繰越金の一部について今回の補正財源として充当するものであります。  最後に、20款諸収入26万6,000円の補正でありますが、その内容は11ページ下段に記載のとおり、水田活用型園芸産地緊急育成事業費他市町村負担金であります。  次に、恐れ入りますが、前に戻っていただきまして2ページをお開き願います。  第2表債務負担行為補正を御覧願います。  1つには、人事給与システム、財務会計システムが今年度末にシステム更新の時期を迎えるため、2つには、マルチコピー機を新庁舎開庁に合わせて証明書などが交付可能な端末として設置するため、これらの準備のため、今回、債務負担行為をそれぞれ設定するものであります。  続きまして、特別会計について御説明いたしますので、恐れ入りますが、33ページをお開き願います。  議案第103号 平成28年度須賀川市市営墓地事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、歳入歳出それぞれ22万6,000円を追加し、総額を4,875万2,000円とするものであります。  その内容は、37ページに記載のとおり、平成27年度の事業費が確定したことに伴う市営墓地基金積立金の補正であります。  続きまして、39ページをお開き願います。  議案第104号 平成28年度須賀川市下水道事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、歳入歳出それぞれ543万2,000円を追加し、総額を24億5,624万5,000円とするものであります。  その内容は、43ページ下段に記載のとおり、供用開始区域管理システム構築、路上桝撤去工事及び汚水管渠修繕に要する経費の補正であります。  続きまして、45ページをお開き願います。  議案第105号 平成28年度須賀川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、歳入歳出それぞれ745万6,000円を追加し、総額を8億4,197万4,000円とするものであります。  その内容は、49ページ下段に記載のとおり、地方公営企業法適用に移行するための基礎調査に要する経費及び消費税納税額確定などに伴う補正であります。  続きまして、51ページをお開き願います。  議案第106号 平成28年度須賀川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でありますが、歳入歳出それぞれ1億357万6,000円を追加し、総額を99億843万8,000円とするものであります。  その内容は、57ページに記載のとおり、マイナンバー制度導入に伴う国民健康保険システム総合運用テストに要する経費及び予備費の補正であります。  続きまして、59ページをお開き願います。  議案第107号 平成28年度須賀川市介護保険特別会計補正予算(第1号)でありますが、歳入歳出それぞれ1億3,653万4,000円を追加し、総額を61億4,267万3,000円とするものであります。  その内容は、65ページに記載のとおり、マイナンバー制度導入に伴う介護保険システム総合運用テストに要する経費37万8,000円、平成27年度事業費の確定に伴う介護給付費等精算による介護給付費準備基金積立金7,196万2,000円及び過年度国庫負担金等の返還金6,419万4,000円の補正であります。  最後になりますが、67ページをお開き願います。  議案第108号 平成28年度須賀川市水道事業会計補正予算(第1号)でありますが、その内容は資本的支出の配水管移設工事に係る測量設計に要する経費370万円を補正するものであります。  なお、財源は公共事業施工者であります県からの負担金であります。  以上、報告4件、単行議案8件及び予算議案7件につきまして提案理由を御説明いたしましたが、よろしく御審議の上、速やかな議決を賜りますようお願いを申し上げ、説明を終わります。  ありがとうございました。
         (会計管理者 柳沼政秀 登壇) ◎会計管理者(柳沼政秀) 続きまして、議案第109号 平成27年度須賀川市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について御説明をいたします。  本案は、平成27年度一般会計及び特別会計の決算につきまして、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、議会の認定に付するものであります。  恐れ入ります、平成27年度須賀川市一般会計歳入歳出決算書、こちら、厚い決算書でございますが、2ページ、3ページをお開き願います。  平成27年度須賀川市各会計歳入歳出決算総括について御説明申し上げます。  初めに、一般会計であります。  2ページ一番上の欄、歳入の予算現額638億60万5,743円に対しまして、収入済額は493億7,040万3,261円となり、予算現額との対比では144億3,020万2,482円の収入減額、収入率は77.4%となりました。  次に、歳出でありますが、3ページ一番上の欄、歳出の予算現額638億60万5,743円に対しまして支出済額は448億5,744万5,935円、翌年度繰越額が144億1,006万1,840円となり、不用額は45億3,309万7,968円となりました。予算現額との対比では、189億4,315万9,808円の執行残額で、執行率は70.3%となりました。  これら歳入歳出とも、予算現額に対して減額となりました主な要因は、継続費設定の大規模事業や国の補正に伴う事業で、十分な期間がとれず、年度内に事業が完了できなかったことなどにより繰越事業が増大したことなどによるものであります。  以上の結果、一般会計における歳入歳出差引残額は45億1,295万7,326円となり、このうち翌年度への繰越財源は30億3,872万7,840円で、これを差し引いた実質収支額14億7,422万9,486円を全額平成28年度に繰り越ししました。  次に、特別会計であります。  県中都市計画事業須賀川駅前土地区画整理事業をはじめ、16の特別会計について、それぞれ特別会計の設置目的に沿って事業を執行したところであり、記載のとおりの決算額となりました。  また、それぞれの特別会計の実質収支額については、一般会計と同じく全額平成28年度に繰り越ししました。  次に、2ページ一番下の計の欄を御覧ください。  これら一般会計と特別会計を合わせました決算額の合計は、歳入につきましては予算現額848億3,106万2,583円、収入済額701億8,458万5,117円であり、収入率は82.7%となりました。また、3ページ一番下の欄でありますが、歳出につきましては、予算現額848億3,106万2,583円、支出済額651億634万6,655円、執行率は76.7%となりました。  歳入歳出差引残額は50億7,823万8,462円、このうち翌年度への繰越財源は30億3,872万7,840円で、これを差し引いた実質収支額は20億3,951万622円となりました。  以上のとおり、決算の総括について、その概要を申し上げましたが、詳細につきましては、決算特別委員会において御説明を申し上げますので、よろしく御審議の上、認定くださるようお願い申し上げます。      (上下水道部長 古川 広 登壇) ◎上下水道部長(古川広) おはようございます。  続きまして、議案第110号 平成27年度須賀川市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定について御説明いたします。  本件は、地方公営企業法第30条第4項及び第32条第2項の規定に基づき議決を受けようとするものであります。  決算書の2ページ、3ページをお開き願います。  1平成27年度須賀川市水道事業決算報告書の決算額の欄に記載のとおり、(1)収益的収入及び支出の上段、収入の第1款水道事業収益は18億9,265万4,053円で、下段、支出の第1款水道事業費用は15億5,457万5,619円となっております。  続きまして、決算書4ページ、5ページをお開き願います。  (2)資本的収入及び支出の上段、収入の第1款資本的収入は6億9,890万1,863円で、下段、支出の第1款資本的支出は13億1,507万1,182円となっております。  なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額6億1,616万9,319円につきましては、最下段に記載のとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額6,361万3,582円及び当年度分損益勘定留保資金5億3,908万4,976円などにより補填したところです。  次に、6ページの、2平成27年度須賀川市水道事業損益計算書を御覧願います。  本計算書の各項目の金額は、決算報告書の決算額から消費税及び地方消費税相当額などを除いた額でございます。  1の営業収益は15億2,247万6,418円で、2の営業費用は13億8,084万2,788円となり、営業収益から営業費用を除いた1億4,163万3,630円が営業利益となっております。  次に、3の営業外収益は2億4,808万8,809円で、4の営業外費用は1億1,575万9,657円となり、営業利益に営業外収益及び営業外費用を加減した結果、経常利益は2億7,396万2,782円となりました。  また、この経常利益から5の特別損失60万8,014円を除いた当年度純利益は2億7,335万4,768円なり、当年度純利益に前年度繰越利益剰余金4,374万3,800円とその他未処分利益剰余金変動額1億5,161万5,511円を加えた4億6,871万4,079円が当年度未処分利益剰余金となっております。  この利益の処分につきましては、10ページを御覧願います。  4平成27年度須賀川市水道事業剰余金処分計算書(案)に記載のとおり、減債積立金に1億円、建設改良積立金に6,400万円、資本的収支差引不足額の補填財源として取り崩した利益剰余金の自己資本金への組入れに1億5,161万5,511円及び長期前受金戻入相当額の自己資本金への組入れに1億851万397円の合計4億2,412万5,908円を処分することとするものであります。  これら決算の詳細につきましては、決算特別委員会において御説明申し上げますので、よろしく御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げ、説明を終わらせていただきます。 ○議長(広瀬吉彦) お諮りいたします。  ただいま議題となっております案件のうち議案第91号から議案第93号までの議案3件については、人事議案のため会議規則第34条第3項の規定により委員会の付託を省略し、本日、先議したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(広瀬吉彦) 御異議なしと認めます。  よって、議案第91号から議案第93号までの議案3件については、委員会の付託を省略し、本日、先議することに決しました。  この際、議案調査のため、暫時休憩いたします。           午前11時11分 休憩 ───────────────────────────────────────           午前11時20分 再開 ○議長(広瀬吉彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。  初めに、議案第91号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての質疑に入ります。  質疑の通告はございません。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告はございません。  これにて討論を終結いたします。  これより議案第91号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案については、同意することに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(広瀬吉彦) 御異議なしと認めます。  よって、本案については、同意することに決しました。  次に、議案第92号 西袋財産管理委員の選任につき同意を求めることについての質疑に入ります。  質疑の通告はございません。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告はございません。  これにて討論を終結いたします。  これより議案第92号 西袋財産管理委員の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案については、同意することに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(広瀬吉彦) 御異議なしと認めます。  よって、本案については、同意することに決しました。  次に、議案第93号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについての質疑に入ります。  質疑の通告はございません。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告はございません。  これにて討論を終結いたします。  これより議案第93号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案については、これに同意するとの意見とすることに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(広瀬吉彦) 御異議なしと認めます。  よって、本案については、これに同意するとの意見とすることに決しました。  ただいま先議いたしました案件を除く、報告第14号から報告第17号までの報告4件及び議案第94号から議案第110号までの議案17件については、9月8日に総括質疑を行うことといたします。  これら質疑については、会議規則第48条の規定により、9月6日の正午までに通告願います。  なお、議案第94号については、専決処分に係る議案であるため、会議規則第34条第3項の規定により委員会付託を省略し、9月8日に先議したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(広瀬吉彦) 御異議なしと認めます。  よって、議案第94号については、委員会の付託を省略し、9月8日に先議することに決しました。  このため、議案第94号に対する討論については、質疑と同様に、会議規則第48条の規定により、9月6日の正午までに通告願います。 ─────────────────────────────────────── △日程第27 決算特別委員会の設置について ○議長(広瀬吉彦) 日程第27、決算特別委員会の設置についてを議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております決算特別委員会の設置については、決算報告等審査のため、議長及び議会選出監査委員を除く22人の委員をもって構成し設置したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(広瀬吉彦) 御異議なしと認めます。  よって、決算報告等審査のため、22人で構成する決算特別委員会を設置することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第9条第1項の規定により、議長において、1番 渡辺康平議員、2番 水野透議員、3番 大河内和彦議員、4番 溝井光夫議員、5番 横田洋子議員、6番 佐藤栄久男議員、7番 安藤聡議員、8番 本田勝善議員、9番 大寺正晃議員、10番 大倉雅志議員、11番 関根保良議員、12番 相楽健雄議員、13番 五十嵐伸議員、15番 生田目進議員、16番 佐藤暸二議員、17番 加藤和記議員、18番 丸本由美子議員、19番 市村喜雄議員、21番 鈴木正勝議員、22番 大内康司議員、23番 高橋秀勝議員、24番 渡辺忠次議員、以上、22人を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(広瀬吉彦) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しました22人を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。
     この際、委員会条例第11条の規定に基づき、決算特別委員会を第2委員会室にて招集いたしますので、委員長及び副委員長の互選をお願いいたします。  なお、決定次第、議長に御報告願います。  暫時休憩いたします。           午前11時24分 休憩 ───────────────────────────────────────           午前11時44分 再開 ○議長(広瀬吉彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、決算特別委員会委員長及び副委員長が決定した旨の報告がありましたので、申し上げます。  決算特別委員会委員長、関根保良議員、副委員長、安藤聡議員、以上であります。 ─────────────────────────────────────── ○議長(広瀬吉彦) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  9月2日は議案等調査のため休会といたします。  9月3日及び4日は会議規則第10条第1項の規定により休会であります。  9月5日は議会運営委員会開催のため休会といたします。  9月6日及び7日は議案等調査のため休会といたします。  9月8日は定刻より本会議を開きます。  本日はこれをもって散会いたします。           午前11時44分 散会 ───────────────────────────────────────...